ご愛読いただきありがとうございます。メキロウです。
今回は、第一精工さんの高速リサイクラー2.0で、
リールのPEラインを反転させたいと思います!
この高速リサイクラー2.0は、新品ラインの巻き取りから、空スプールへの巻き替えが簡単にできる!という優れものです。
リールのラインを反転する理由
息子のリールです。
PE2号 300m巻いてました。
1年以上使用してきて、数々の魚を釣りあげてきましたが、根がかりなどで結構ラインを失い、ラインの傷みや、カラーの色落ちも気になります。
すぱっと新品ラインに交換したいところですが、このスプール内側 半分(150mくらい)は 未使用 です。
そこで、このスプールの中の方のまだ使われていない部分を表に出してあげます。
そして、使用中のこの先端がスプールの巻き始めとなるように巻き替えて(反転させて)やれば、
このPEラインはまだまだ使えるということになります。
(ひと巻、数千円もするPEラインを購入する頻度が半分になります)
ついでにライン残量も確認して、失った分を下巻きで補填してあげようかと思います。
高速リサイクラー2.0の内容
高速リサイクラー2.0とは
- 新品ラインの巻き取りから空スプールへの巻き替えが簡単ラクラク!
- 単体スプールと連結スプール用ショート・ロング2種類のシャフトを装備
- 3ボールベアリング内蔵・高速3.5倍速ハンドルでスムーズ&スピーディ!
【主な仕様】
●サイズ(シャフト除く):215x95x90mm
●重量:460g (ロングシャフト使用時)
●クランプ最大取付幅:43mm
●ギア比:3.5:1
●シャフトサイズ:φ8x40mm(ショート)、φ8x100mm(ロング)
●スプール最大取付幅:75mm (ロングシャフト使用時)
ひろげるとこんな感じ↓
巻き取り用空スプールの取付け
単体スプール用のショートを使います。
(ロングシャフトは、連結スプール用で今回使いません)
カラーには凸部があって、本体凹部にハマる様になってます。
空回りしないようにですね。
先に、ビスでシャフトを固定しときます。
ビスの締め付けは、押す力7:回す力3にすると、ネジ山を潰しにくいです。
カラー→空スプール→カラー,ダブルナットの順に取り付けます。
これで、ハンドル1回転につき、空スプールが3.5回転します。
(ギア比3.5:1なので)
リサイクラー本体とリールを固定
リサイクラー本体とリールを固定しましょう。
(撮影的に)手頃な机がありませんでしたので、
たまたま持ってた金具で、リサイクラー用架台を組みました。
このクランプの挟める幅は43mmなので、机などに簡単に付きます。
横からみるとこう
次はリールを取り付けます。
ロッド保管用のバンドを使い回します。
この即席架台では、スピニングでも上向きに固定できるのが ウリかもしれません。
リールのラインを空スプールへ繋げます。
結び目を作って、空スプールへ。
2周ほど巻いておきましょう。
巻き取り開始
リールのラインを空スプールへ巻き取ります。
ライン残量も確認したいので、10m毎のカラーに注意しながら巻き取っていきます。
全て巻き取りました。
まだ260m残ってました(40mロスト)
ラインの回収であれば、ここで作業完了です。
が、今回はラインの反転(裏返し)なので、
このスプールから
もう一度、空スプールに巻き取る 必要があります。
巻き取りスプールから、空スプールへ巻きなおし
2つ目の空スプール 登場です。
再度、空スプールに巻き取ると、ラインを反転させることができます。
リサイクラーに、空スプールを先ほどと同じように取り付けます。
そして、ぬるま湯を用意します。
そこへ、先ほど巻き取ったスプールをドボン。
これで、
- スプールが暴れないようにする
- ラインテンションをかける
- 塩抜きをする
ことができます。
セットすると、こんな感じになります。
スプール間ライン移動(巻き取り開始)
リールからより巻き取りにくいですが、まぁまぁいい感じに巻けます。
(水しぶきは飛びます)
巻き取りました。
これで、スプール間のライン移動完了です。
この巻き取ったスプールから出る最初の部分が、最初のリール先にあった古い部分で,リールへ戻すときには一番内側に入る部分となります。
反転したラインをリールへ巻き取り
さて、リールへPEラインを戻す…その前に!
40mほど減ってましたので、その分下巻きを入れておきたいと思います。
余談ですが、クリンチノットで大きな輪を作り、
その輪を2重にしてスプールに掛けて、
締めるとズレないです。
下巻き用の格安ナイロンをリサイクラーにセット
巻いていきます。(目分量です)
テキトー量巻きました。
頭の良い方は、お気づきかもしれません…
一番最初に、
- PEの先に下巻き糸をつなげる
- いったんリールで巻き取る
- 下巻きの適正量を把握することができる
- 下巻き糸の先から空スプールで回収を始める
すると、下巻きの適正量に悩まず済みます!
下巻きとPEラインを繋ぎます。
簡単に電車結びでもいいんですが…
せっかくなんで、同じく第一精工さんの”ノットアシスト2.0”を使って、
本来のFGノットではなく、SCノットをキめます。
(SCノットが好きなだけです)
SCノットできました。
ノットアシスト2.0を使ってSCノットを組むには、
【SCノット】ノットアシスト2.0の応用
にて、詳しくご紹介してますのでご参考ください。
それぞれ、セットしました。
さいごの巻き取りです。
上向きにスピニングを取り付けると、
当然ながら、ハンドルは逆回しですww
完了!
これで、
ライン反転(裏返し)&下巻きの追加
が完了しました!
さいごに
今回は、【第一精工】高速リサイクラー2.0で、ライン反転(裏返し)してみました!
PEラインを効率よく使うため,巻き替えの手間を省くため,ツールを使うのはアリだと思います!
PEラインを長く大切に使いたい方、それを手間なくやり方にオススメです。
価格:4,070円 |
今回の動画
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